くらかけの滝

冬の滝( 渓谷 )に魅了される。なによりも凛とした姿にグッとくる!

零下の沢の空気感、荒々しい岩肌、その岩の間を縫うように清流が、さらにうっすらと雪化粧でもしていれば完璧!!!

空気、岩、水、そして雪が織りなす自然の”妙”がたまらないんですよねぇ。

( トータルとしての妙に惹かれるので、凍結具合と水量など自然事象個々はまあまあでいいんじゃないでしょうか? )

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AM6:45。日の出とともに入山。

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AM7:30。一尾根越えて谷筋。

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AM8:30。ズンズン進む。_林道を目指す。

( この行き方はストレートではない。低山を逍遥しつつ辿り着いたので、かなり回り道 )

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AM10:45。入渓というか… 凍りついた川の上を歩く、自転車押しながらテクテクと。

川( 沢 )の上に自転車が置いてあるのがわかるだろうか。この少し先で氷が薄くなる、なのでパスハンはここにデポ。いよいよ入渓。

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くらかけの滝、段瀑、約7m。釜の手前まで結氷が見られる、水面が凍ってるのがわかると思う。

この時、たしかマイナス6度、無風、水量そこそこ、滝の上側は凍結、なんとなく流れがあるのはわかるという状況。

いい! これなんだょなぁ… 冬枯れて木々の緑は少ないが、そのかわり雪が華を添える厳冬期の渓谷。そしてこの孤立感、ゾクゾクする、ほんと病みつきに!

( くらかけの滝は、滝周辺の渓谷美も素敵だが、ここまでくる途中の景色も素晴らしい。檜原は走っていて楽しくなる、あー、もう少し近いとなぁ…Hmm 都内とはいえ、ちょっと遠い。13時ころ滝を出て、17時には23区内に入れるが…)

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ついでに上流側も偵察というか、この周囲もいいなぁ、渓谷美を堪能できる。

( 画像左端、小さく自転車が見えている。古い散策路だが現在は崩落があり、この時は雪で足元が見えない、あぶない。バスハン置いてある位置で撤退した )

今回、まず南から入り、沢筋を偵察しながら北を目指した。林道と林道とをつなぐように尾根を越えて行くのだが、パスハンターならではのルートの取りではないだろうか。

このようなルートファインディングは、徒歩のハイキングでは距離的に無理があり、もちろん単車と自動車では不可能だろう。

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裏参道

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いきなりだが、Backdoor( 裏参道、古道 )。北の500m圏、雪の状態を偵察に。

( この500m尾根に乗れば、真横に位置する800m圏の雪の様子も掴めるのではないかという考えもあった )

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平均5cm-10cmの残雪、あまり踏まれてない。数名のトレースあり、おそらく前日までのもの? この日は一番乗りだと思う。

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505滝の源頭付近。完全に凍結していた( 下段はそれほどでもなかった )。

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505北西テラスからの展望。かすかに見切れるが、右端奥が都心部。

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あとはあっさりビークを通過、表参道で下山。

( 実は早朝、夜明けの時間帯、沢筋を逍遥していたので、505に乗った時点でけっこういい時間だった )

えっと、裏参道と表参道の画像を見比べると、裏はそこそこ雪が残り、しかし表はドライ。下山ルート上には雪の気配もない。

これが裏から入り表に抜けた理由。トレイルに凍結が見られても、わりと安全に上り下りできる( そもそもマイルドなルートだが )。

で、500m尾根をはさみ、これほど差が激しいということは、低山なりに過酷な自然環境であるといえるのではないでしょうか。

ちなみに、この日も誰ともすれ違わず。残雪の中での静かな山行だった。

氷瀑再び

この寒波が入ってから特に_滝のライブカメラをチェックしていた。

土曜日98%! そして日曜日の明け方はマイナス6度の予報。ついにきた… 待ちに待った12年ぶりのタイミング!

AM4:30。_コンコース通過。アイスバーン避けながら慎重に走行したわりには順調、案外、普通に走れたようです。

( この都市部を抜けるまでが厄介、残雪が目立つ。山岳地帯に入れば、主要ルートには塩カルまかれているはずなので案ずることもないでしよう )

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AM6:00。_滝手前、レストエリアの温度計はマイナス3度。無風。無風でマイナス3度は、しっかりした格好であれば、べつだん寒くない。

( 厳冬期の低山に通っていると慣れる、麻痺するんでしょうかねぇ? ただ、風が入ると別です、しばれる! )

夜明け前、なのに、自家用車に抜かれる頻度が高い… 気のせい? もしするとみんな滝を目指してるの!?

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ではでは、凍結は…

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わからん! 98%と100%の違いがわからん! でも50%とは明らかに違う、たしかに氷瀑たる姿ではあるなぁ…Hmm

( これはやはり毎日現場で観察している方だからこそ判別可能なのでしょう )

しばらくすると人が増えてきた、やっぱ観光地は苦手、日の出前に退散。

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そしてマイナールートに( 古道が林道として活用されたケースだが、林道としても廃道に近い )。静寂… 妙に落ち着く。

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マイナーピークのテラスで大休憩。323のバリエーションで、道はないが尾根筋は明確( 昔は道が通じていた )。ここは修験道の山岳修行の場でもあった。

今日は特に早出だったのでここで終了、下山して帰宅。

追記。100%見るの初めてなんです、が、なんっうか、その都度の妙があると思うんです。50%が物足りないわけではない、50%には50%の風情が。

たとえ50%でも50%としての完成度というか、凍結50%でも景色としては( 総体として )200%となり得る体験もあるのではないでしょうか。

100%を体験したことで、却って、50%の美が観えてくる。あらためて自然の”妙”というものを考えさせられる山行でした。

大寒波

ここまで冷え込む、一夜にこれほどつもるとは…

理想は? 降り始めの晩からツェルトとストーブ担いで山に入る。夜中行動で、深夜から夜明けの雪を堪能するという低山ならではの贅沢。

しかしそれは無理… やはり… 実家から招集、「雪かき!!!」の一声。

まあ子供のころからの役目なんで、なれたもんだが、しかしふるねぇ… きりがない。

翌日、晴天、やや気温も上がり、多少はとけたようで、ちょうどいいかもと( 考え甘かった )。

さらに翌日、なんとか時間を作り( 半ば強引に )出動。夜明け前、4時前に出る。

( 路面凍結は確実、私の車体では、完全に凍結しているほうが走りやすい。中途半端にとけはじめた路面のほうが厄介 )

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少し北側の林道入り口付近。トレースあるが… 深い。とけてこれ!? 南から入るのが正解だったかなぁ?

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トレース頼りにズンズン進む。このあたりから浅くなるはず、あっても10cmと予想していが、全然! 深さかわらず。

とにかく#1ゲート通過、#2ゲート先はトレースなし( トレースなしは予想どうりでも、想定外の深さ )。

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ひたすらラッセル。おかしいなぁ? 少しは乗れると思ってたんだけどなぁ…Hmm

( 前年の雪では、このあたりはちょぼちょぼだった )

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さらにさらに雪は深くなり、40cmは余裕。なんか不安になってきた。

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_滝。ここで撤退決定。ラッセルでへばり峠越えどころではない。

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素直にピストン。しかし… 楽しい! まさに低山は冬に限る! 厳冬期はテンション上がる! 素晴らしいぃ!!!

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追記。この画像がわかりやすいと思うんですが、山側、上のほうはスカスカなんです。

そんで、行きも、山並み眺めながら、雪とけちゃったじゃんとか、尾根に取り付けばなんとかなるなとか楽観視。

ところがこのルートでは尾根までがなかなかどうして、雪で進まん! 普段は1時間も見れば十分な道中なんですが、_滝でもう昼。

こりゃまずい! なめてた! 予定変更! 峠はあきらめ、ふかふかの雪で遊んじゃおう!

この日は、BCスキーでもそれなりに楽しめたのではないでしょうか。

神送り

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AM6:00点火。

子供のころは実家でも小規模ながら毎年行われていた、懐かしくもあり、これを見て御餅をいただかないと正月らしくない、なにか足りない気が。

この時、マイナス5度くらいだろうか。うー! 残り火からなかなか離れられない。

( 今週は寒波に見舞われ、特にこの日は凍てついた。こんな時こそ先週の_滝かもしれないが、滝はまた今度がある。正月の神送りはこの日限定、神事優先 )

凍りついたような、うっすらと霜に覆われた自転車にまたがり山を目指す。

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_沢。超マイナー。ここ好きなんです、とても落ち着く。ここまでは絶対的に誰も入ってこない、普通は? まず入る理由がない。

( 他に人がいてもいいんだけどさ、たとえば一人になりたい時もあるじゃないですか。Too Muchな日本社会では、時には、自然の中でのアローンネスを楽しみたい )

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途中途中で、枝打ちされた薪柴を拾い集めてきた。小豆を炊いて、お汁粉。小正月に小豆を焚くのは、邪気を払う意味が。

焚き火、いいですょ。昔、80年代は、毎週のように焚き火で野宿してた。

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なんやらまったりするが… 零下。浅瀬は凍り…

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壁面にはつらら… それでも都内の低山はマイルド。

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身体も温まり、さて、沢を抜け出し、林道を走り、そして古道に。

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陽当たり良好な尾根筋、古い峠道で、道祖神には文政5年( 1822年 )としるされている。

( ここは現在、散策コースとして整備されている。里山というか… 丘? ただ、けっこう広大、他のハイカーと出会う確率は低い、否、ハイカーはいないか、地元の方限定の散歩道でしょうか? )

小正月の神送りが目的の、のんびり山行と古道の散策でした(:

結氷の谷2018

_Concourse。AM4:45。シナモンロールにコーヒーで軽食。ここは24時間開放、シェルター的にも助かる。

( ハンドルバー上の探検ライトは、暗い時間帯に山岳地帯に入る時のみ装着。普段は使わない )

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さて今年も観光ルートで_の滝。凍結見物( いわゆる氷瀑 )。夜明けに到着。

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気温−3度、凍結5割、まあまあ? 7割超えが見たいけど…Hmm ほんとタイミングむずかしい。

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その後、さらに北西奥の_滝に。下段。

わりと知られた滝の一つで、コンパクトながらスケール感もあり見事なんだけど、この時期はまあ他に誰もいない。

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上段。

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_の滝からさらに奥の林道に…

( この時点で迷いが… 滝から800m圏に進む低山バリのルートがあり、そこも面白いけど少し地味。どうする? まだ松の内、今年初のパスハンでもあり、スカットするルート、展望のある尾根に取り付きたいということで、こっちに変更 )

( 両滝ともに凍結が見られるように零下なんですが、そもそも滝は谷筋にあるんで日影だし、それは想定内なんだけど、なんっうか寒々しくなり… そんでやっぱ日の当たるルートを走りたくなっちゃった )

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北西奥の900m圏を進む未舗装の林道。で、この大展望! これほどの展望が望めるにもかかわらず、まず誰もいない。

人気ないのには理由が、それはこの上に正規コースがあるため。ほとんどのハイカーはそちら側を進む、もちろんそこも大展望。そんでこちらはガラ空き。

( この林道はいい! も少し近いと通うんだけどなぁ… 北西奥は面白いんだょなぁ )

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900m圏でPM13:00、タイムアウト。当然、帰路も自走、この日の行動時間は15時間に。もう集中力が持たないんで、素直に下山して帰宅。

此夜一輪滿清光何處無

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枝尾根、テラス、ビバーク適地。この時、尾根の反対側は凍っていた。ここは北面にもかかわらず霜が少ない、とてもマイルド。

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朝焼け。

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そして日の出( 6時55分? カメラの時刻設定が怪しい )。

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3776ピークを望む。

零下だが、おだやかな元旦。もちろん寒いことは寒い、しかし拍子抜けというか、もっと冷え込むと予想していた。

早々に撤収し朝焼けを眺めていたが、あれ? なんか暖か!? 最も気温の低い時間帯なんだけど… 日中、昼前後のほうが寒く感じたほど。

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水場に出て、茶を涌かし、御正月の御菓子( 鶴屋吉信の「ねりきり」「しぐれ」そして「きんとん」。皿はそこいらにあった笹 )。山の中でのささやかな贅沢。

( 特に自然志向ではないんですが、せめて元旦くらいはケミカルな食品とおさらばしたい、せっかく自然の中にいるんだからさ )

今年はどんな一年になるのだろう? んなことわからないから面白いのだ。