Don’t trust authority too much( アナ・キーゼンホーファー )

アナ・キーゼンホーファー( 1991年- )、オーストリアの数学者。同国初の自転車金メダリスト。

トライアスロンなどの経験はあったが、本格的に自転車に専念するのは2014年以降。

( サイクリストとしてのキャリアは浅いようだ、ただ、2016年以降、数々の自転車レースに=概要はWikipediaに )

実は、リアルタイムでは観てない( と言うか、開式をplusで観て辟易、それもあって一切観てない )。

また当日、例の如くに早朝50km走行、その流れで現地にて見物も考えてはみたのだけれど、断念した。

( ルートはチェック、土地勘も、が、そのエリアを把握してる故、密は避けられないであろうと思い )

知ったのは知人との電話、面白いから観てみろと云う。知人=自転車趣味じゃない、それがすすめるのだからよほどなのか?

sportsサイトにて観戦。たしかに面白い… 中でも、この、山岳地帯ぶっちぎりアナ・キーゼンホーファーとは何者か?

パーティーを組まない=単独行、愛機はSCOTT。あと、ステムの突き出し長いなぁ…と。まあそこは観たママ。

( スタート後、30m道マキタの角、そしてTM川にかかるまで、どん尻に位置してるのがよくわかる。ちなみにあの、大國魂神社のルーファイは秀逸 )

調べてみる。やはりインディペンデント系( 過去はともかく、現在、コーチ・トレーナーもいないそうだ )。

他は、前述ママ( その時点では、間もないためか、またノーマークな事情もあってか情報に乏しい。現在はさらなるデータがUPか? )。

と、わりと詳細な日本でのインタビューが知りたかったのだけれど、探せなかった。

( たとえば当日のコンディション、猛暑の印象、そしてインディペンデントでの参加におけるハードルなどなど… 本人の言葉が )

ところが、海外のサイトには早速インタビューがUP、番組出演も( 興味深い内容なのだろが、残念、ドイツ語? さっぱりわからん )。

それでも英語圏のサイトを彷徨、そして出会ったのが「Don’t trust authority too much」な文言。グッときた、惚れた。

これ、どうかなぁ、率先しては、訳されないのではと…。日本は、いわば”too much”カントリー、コンサバなセオリー遵守派には、煙たがられるかも?

( 頭の良い方なので、抑えた表現だと思うんです。それでも核心は突いているでしょう )

91年生な彼女は30歳だそうで、91年から30年も経過…! 当たり前のことだが、改めて…Hmm

anna-kiesenhofer

話が逸れる。当時、わりと頻繁にサウスベイとトウキョウとを行き来してた。まだサウスベイが良かった最後のころだろうか。

後、スラム化が進む。現地知人は、口を揃えて「市長がわるい…なんたら。そう云うものかと( 今一つピンと )。

が、先のUS選に鑑み、今更ながら見えてきた。あれは、リベラル勢に侵食された故の荒廃ではあるまいか?

夜中、プールに飛び込み、本物のタバコを吸う。そのママにブルーバード( ウエスタンの角 )の酒屋までふらふらと… あれから30年! そう、もう初老の域。

同時期、遥か彼方なオーストリアでは、アナ・キーゼンホーファーなる一つの生が祝福を受けていた。

話を戻す。ドライな国のアスリートが、多湿に炎天下のハードな気象下の国内の激坂エリアで、あれほどの走りを魅せたのだから、もっと踏み込んだ内容の国内レポが望まれる。

追記。

現場観戦は我慢して正解。見据えてたエリアでは、中継を観る限り、超過密、社会的距離もへったくれも。

やや意外は日本勢、ドメスティック故な利がもっと作用するかと思ってた、難しいのですね。

世界的にも過酷な都内の猛暑。某世界的な機器メーカーは、あえて真夏の都内で高温下のテストをしたほど。

当日の気温33度前後、快晴下の焼けたアスファルトと、あまりの暑さに海外勢は総崩れもあり得ると考えてたのだ。

あと、SCOTTは旧US-現CHEらしい( 旧時代しか知らない )。で、オーストリアの自転車で浮かぶのは… 古くはスモール・アームズのプフ( 現Steyr Daimler Puch )。

高精度な機器生産で知られていたが、現在、純オーストリア製の自転車はあるのだろうか?

追記。

フレームは「ADDICT RC 30」だそうで、これも海外サイトには早速、各パーツ( 部品構成 )が紹介されていた。

軽量な”SRAM Red“の11速で、これはパワーメーター仕様でない、が、ペダルが”Favero Assioma UNO“のパワーメーターで、って、そもそもなんだそれ?

あのステム、ハンドル一体型の”Farsports Stembar F1“なるもの… 現行品、新しい自転車はさっぱり…

いずれにせよ、彼女はアマチュア=スポンサーなし=しがらみがない、自由に選べる。

( それでSCOTTなど、各メーカーのサイトに、この件に関するアナウンスメントがないのでしょうか? )

でも今後はそうもいかない、スポンサードのオファー殺到では?

公式サイト: Anna Kiesenhofer